新生児ママへ。混合栄養のすすめ
完全母乳がいい!と言われているから、
とりあえず完母を目指してやりはじめたけれど、
- 本当にちゃんと飲めているの?
- 母乳だけで、足りているのかな?
- 2時間おきの授乳になってしまって大変
と悩まれている新生児ママ。
実は、母乳と粉ミルクの併用(混合栄養)にも
メリットはあるんです。
実際に、完全母乳で頑張りすぎて
悩んでいるママからの相談や、
私自身の経験も踏まえて、
完全母乳ではなく混合栄養でよかったな
と思ったことをメモしておきますので、
参考にしてもらえればと思います。
目次
混合栄養のメリット
100%ママでなければいけない!からの解放
ママしかできない唯一の子育ては「授乳」です。
でもその授乳は「ミルクを飲ませる」ことで代替ができ、
ミルクを飲ませることはママ以外の人でもできる
子育ての1つです!
ミルクを飲ませることができると、
ママが授乳できない状況でも赤ちゃんにきちんと
ミルクを飲ませてあげられるので、
赤ちゃんにとってもママにとっても
安心感につながります。
最近は、完全母乳がいいということをよく耳にしますが、
絶対に完母じゃなければいけない
という科学的根拠はありません。
逆に完全母乳にとらわれ過ぎてしまい
デメリットになるのなら、
ミルクとの併用して両方のメリットを受けた方が、
ママのストレスも減るし
ミルクに頼れるという安心感にもなりますよね!
時間を気にせずに買い物や美容院に行ける
ママだって、時間を気にせずに
・妊婦の時は着られなかった服でショッピング
・美容院へ行ってゆっくりヘアケア
したりして、自分時間を満喫したいですよね。
ミルクを飲ませることができる(哺乳瓶が使える)と、
授乳の時間を気にせずに自分時間を持てて、
結果として子育てにも余裕がもてるようになります。
私が経験したよかったなぁと思えた自分時間は、
友達の結婚式の2次会に参加できた事です。
直接お祝いできたことが嬉しかったですし、
なかなか会えない知人と久しぶりの再会でき、
楽しく過ごせたことで、気持ちに余裕が生まれ、
次に日から気持ちも新たに
子育てに前向きに取り組めました!
ママが体調を崩したときでも安心
赤ちゃんのお世話をしていると
常に家事や育児に追われて疲れていたり、
睡眠不足で休息がとれなかったりして、
ママの体調は崩れやすくなっています。
体調を崩してしまって静養したい時でも、
完全母乳でやっていると
授乳はいつも通りにやってきます。
そんな非常事態でも哺乳瓶が使えれば、
栄養や体力を体調の回復に使えます。
ミルクもママ以外の人にお願いすることもできます。
その間にしっかり休んで、いち早く回復すれば、
また赤ちゃんと楽しく過ごすことができますね。
保育園へ預けるときには哺乳瓶が必須
現在育休中のママは、仕事復帰の時期も考慮が必要です。
保育園へ預ける予定が月齢で2か月~12か月であれば
哺乳瓶が使えた方がいいです。
なぜなら、離乳食が完了するまでは、
栄養や水分を母乳やミルクに頼ることになります。
だからママが授乳できない
保育園へ預けている間の栄養・水分補給として、
哺乳瓶を使えることが必要なってきます。
実際に、完全母乳で過ごしてきたお子さんが
離乳食開始前に保育園へ入園した時のことですが、
入園1か月前に哺乳瓶を使えるようにと練習したものの、
それまでに哺乳瓶を使っていなかったので
哺乳瓶を使えないまま入園。
保育園という新しい環境での生活と
なかなか飲めない哺乳瓶での栄養補給となり、
お子さんは保育園にいたほとんどの時間を泣いて過ごすことに・・。
お子さんに少しでもストレスなく生活してもらうためにも、
1歳のお誕生日前に復職のママは、
「哺乳瓶を使えるようにしておくこと」はマストですね!
母乳とミルクのいいとこ取りできる
栄養面からみて
母乳の最大のメリットは
ママからの免疫を受け取れる!ことです。
ミルクのメリットは
母乳に不足しがちな
ビタミンD、ビタミンK、カルシウム、鉄が
多く含まれていることです。
混合栄養だと「両方を受け取れる」
まさにいいとこどりです!
また、赤ちゃんの成長をみる指針として
「身長と体重の増加量」をみていきます。
その際に成長が緩やかになってくると
多くの場合「ミルクを足してみましょう」
とアドバイスを受けます。
その時に、哺乳瓶を使うことができれると
「夕方の授乳をミルクに変えようかな」
「夜中にミルクを足してみよう」
とすぐにアドバイスを実行することができるので、
アドバイスができないな、と悩むこともありませんし
逆に、体重増えるかな?と楽しみになりますよね。
成長機会を逃さず、効果的に実施できることが
哺乳瓶を使えるメリットでもありますね。
ミルクを上手に取り入れて、哺乳瓶に慣らしておく
産院で哺乳瓶を使えていたから、
必要になった時にいつでも使えるよね。
と思うかもしれません。
でも、残念ながら哺乳瓶を使わない期間ができてしまうと、
赤ちゃんは哺乳瓶から飲むことが難しくなってしまいます。
実際に、数か月たってミルクの力が必要になった時に、
「哺乳瓶では飲んでくれない」
と困っているママに何人もお会いしました。
なのでせっかく使えるようになった哺乳瓶。
1日1回は使っておくと、いざという時に便利です!
例えば、
夜寝る前などに腹持ちのよいミルクを飲ませてあげることで、
しっかりと寝てくれるし、ママもゆっくりと休めますよね。
逆に、デメリットは
- ミルク代や消毒代などの費用
- お湯を沸かしたり冷ましたりする時間
というコストがかかることかもしれません。
でも、赤ちゃんやママのストレスを減らすための投資
として考えればメリットは十分にあると思います。
これからの赤ちゃんとの生活を考えながら、
参考にしていただければと思います!
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