【にんじんがそのまま出てきても大丈夫?】食材がそのまま出てくることはあるあるです
おむつ替えをしていて、
「えっ!?食べたにんにんがそのまま便に出てきてる!!」となって驚いた経験ありませんか。
そして「消化不良になっているんじゃないかな?」と心配になりましたよね。
離乳食の状態が、ドロドロから少し形のある状態になってくると、こんな心配がでてきます。
私も離乳を進めているママのお悩みを聞いていると「にんじんやコーンがそのままの状態でうんちにでてきてしまうんですが大丈夫ですか?」というご相談をいただきます。
そこで今回は、食材がそのまま便に出てきてしまう原因と、離乳食を考える際にチェックすべきポイントをご紹介します。
これで、おむつ替えの時に驚いたり体調を心配することはなくなり、赤ちゃんは離乳食を食べる楽しさが増えますよ。
目次
にんじんがそのまま出てくる原因は食物繊維
にんじん、コーン、ほうれん草やひじきといった食物繊維の多い食材は、そのままの状態で便と一緒に出てきやすいです。
これは未消化便といって、離乳中の赤ちゃんあるあるです(笑)
未消化便は消化不良ではなく、食べ物を上手に咀嚼したり消化することが難しいので、そのまま便に出てきてしまいます。
にんじんやコーンは色が鮮やかで目立つため赤ちゃんの便から出てくるとびっくりしますが、ほうれん草やひじきもよく見てみるとそのままの状態で便から出てきていると思います。
「赤ちゃんにとって消化が難しい食材ではどうしても起こってしまうこと」と覚えておいてください。
そのまま出てくるを防ぐチェックポイント
食べたものがそのまま出てくる・・の回数を減らすためのチェックポイントが2つあります。
丸飲みになっていないか?
赤ちゃんが口の動かし方がうまくできていないのに、大きすぎる食べにくいサイズで出してしまっていませんか。
お口の動かし方のトレーニング不足だと丸飲みになりやすいので、便にそのまま出てきてしまいます。
歯茎でつぶせる固さになっているか?
赤ちゃんが食べる離乳食は歯茎でつぶせる固さである必要があります。
例えば、細かくみじん切りにしてもそれが歯茎でつぶせる固さでなければ、そのままの大きさで便として出てきます。
逆に大きいサイズでも歯茎でつぶせる固さで、赤ちゃんもしっかりともぐもぐしてからごっくんできていれば、そのまま出てくる可能性が低くなります。
咀嚼の状態と形状を確認していく
赤ちゃんはいろいろな食べ物を口にすることで食べ方や消化の仕方を経験しながら、少しずつ大人の胃腸の状態に近づいていきます
その中で、食材が便にそのままでてきてしまうことは、ある程度は許容範囲として受け止めつつも、大きさと固さが赤ちゃんの「今の離乳の進み方に合っているか」をしっかり見ながら、離乳を進めていきましょう。
関連記事はありません
コメントを残す