2022-08-23

離乳食のスタートを決めるたった1つのポイント

  • 離乳食をいつから始めたらいいの?
  • 離乳食を始める月齢が情報によって違うから、正解がわからない

と迷われていませんか?

そろそろ離乳食を始めようかな、と思っているママから
「どのタイミングでスタートしたらいいですか」
「始めるのが遅くてもいいですか」
とご相談をいただくことがありますが、

赤ちゃんからのサインをキャッチできれば、
あとは少しずつ進めていくだけです。

お子さんが食べる姿をみていけることは、
新しい発見や成長を感じる時間となります。

離乳食を始めるのに最適なタイミングを知って、
離乳食ライフをスタートしましょう。

離乳食のスタートを見極めるポイント

それは・・・
【食べたがっているサイン】をしっかりとキャッチすることです。

離乳食を始められる準備ができてくると、
赤ちゃんのからだや気持ちの面に変化がでてきます。

  • 食べ物に興味を示す
  • 首がすわって、支えると5秒程度座れる
  • 寝返りができる
  • 舌でスプーンを押し出さなくなる

これらはみんな【食べたがっているサイン】です。

離乳食を始める目安は、5~6か月と言われています。
この頃にサインが出てくることが多いからです。

でも、大切なのはお子さんが準備が整っているかどうか、
【食べたがっているサイン】をキャッチすることです。

月齢は目安になるので、5~6か月を意識しながら
サインを見逃さないように赤ちゃんをみていくことが
大切だと思います。

では、サインをひとつずつみていきましょう。

食べ物に興味を示す

最近おやつを食べていると視線を感じる・・・
なんてことがありませんか?

おいしいものをママだけ食べていてズルい!
と言わんばかりの我が子からの熱い視線!?

ではないと思います(笑)

お子さんがママの食べてるところをじっと見つめているのは
「食べる」ということに興味を持っているということ。

お口を動かしたり、よだれが出てきたりしていたら
準備ができてきた証拠。

【離乳食を食べたがっているサイン】です。

だから、ママやパパが食べているところを
赤ちゃんにどんどん見せて、
「食べる」イメトレをしてもらいましょう。

  • 食べ物に興味を示しているサイン
  • 大人が食べている姿をじっとみている
  • 食べる姿をみながら、お口を動かしている
  • 唾液がでてくるようになる

首がすわっている

食べる姿勢はとても大切です。

想像してみてください。

仰向けに寝た状態で首を左右に振りながら
ごはんが食べられるでしょうか?

考えただけでも難しそうですよね。

首や体が安定していないと「食べること」はできないんです。

赤ちゃんが離乳食を食べられる態勢ができているかどうかも同じです。

【離乳食を食べたがってるサイン】として
からだの発達面をみてみると

・首のすわりがしっかりしている
・支えると5秒以上座れる

ができるかどうかが、ポイントになってきます。

さらに
・寝返りができる

ということも体が安定しているかどうかの目安になります。

食べる姿勢ができるか

  • 首すわりがしっかりしている
  • 支えて5秒以上すわれる
  • 寝返りができる

スプーンを舌で押し出さない

赤ちゃんがおもちゃやリモコン、床など
あらゆるところをなめなめし始めたら、

スプーンをお口に軽く入れてみてください。

そこでスプーンを舌で押し出すことがほぼなかったら
【離乳食を食べたがってるサイン】です!

逆に、舌でスプーンを押し出してしまったら、
哺乳反射がまだ残っているということ。

この反射は生まれた直後から
母乳やミルクを飲むことができる原子反射です。

この哺乳反射が弱くなってくる頃が
離乳食への意識が高まってくる頃なので

【食べたがっているサイン】を待ちましょう。

離乳食を始めるタイミングを見逃がさないようにするには?

赤ちゃんからの【食べたがっているサイン】が出ているのに、
見逃してしまって後々困ってしまうという可能性もあります。

アレルギーで悩んだり、何となく不安だったり・・。

そんな悩みや不安は、解消して、
離乳食を始めるタイミングを見逃さないようにしましょう。

アレルギーを心配しすぎる

離乳食を進める上でどうしても気になるのがアレルギーですよね。

赤ちゃんに母乳やミルク以外の物を食べさせることで
アレルギーになったらどうしようかと心配になるかもしれません。

でも、ただ単に「心配だから」という理由だけで
離乳食のスタートを遅らせるのはいい選択とはいえません。

残念ながら、離乳食のスタートを遅らせても
食物アレルギーの予防効果があるという
科学的根拠が今のところありません。

なので、自己判断でずるずると遅くしてしまうより
適切な時期にスタートすることをおすすめします。

ただ何となく始めたくない

毎日家事や育児に追われていて
バタバタと忙しいママ。

本当にお疲れ様です。

日々のことに追われていると
あっという間に時間が過ぎてしまいます。

なので、赤ちゃんのサインが見え始めて
「そろそろスタートだな」と思った瞬間に

スタートする日にちを決めちゃいましょう。

例えば、カレンダーに
「おかゆパーティー」なんて書いてみては?

その日まで楽しく離乳食の準備が進められそう!

ちなみに、離乳食の最初にはお粥がおすすめなので、
「おかゆパーティー」にしてみましたー。

他にも
・オシャレな食器を探す
・かわいいスタイをみつける

などスタートの日までに
ママの気持ちもあげていきましょう。

【食べたっがているサイン】がでてきたらスタートしよう

【食べたがっているサイン】をしっかりとキャッチして
進めていくことで、

結果的に赤ちゃんとママのストレスが少なく
離乳食を進められます。

【食べたがっているサイン】をいくつか見つけたら
離乳食をスタートしていきましょう!

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。