離乳食の「1さじ(ひとさじ)」ってどれくらいの量なのか?
離乳食のマニュアルをみていると「最初はスプーン1さじから始めましょう」って書いてあります。
でも、
- スプーンってどのスプーン?
- ひとさじとはひとくちじゃないの?
ととにかく全てのことが初めてなので、迷ってしまいますよね。
結局、だったら最初にどれくらいの量をあげたらいいのか?となって、離乳食をなかなかスタートできなくなっていませんか。
早速「ひとさじが何なのか」を解決して、離乳食を進めていきましょう!
目次
離乳食の「1さじ」表示は「ティースプーン1杯分」のこと
ティースプーンと小さじはほぼ同じ容量です。
だから、
離乳食での1さじは小さじ1杯分と覚えてもらえれば大丈夫です。
小さじだと量をキッチリと計らなくては!と思ってしまいがちですが、お菓子を作る時のように正確に計量をしているわけではないので、だいたい小さじ1杯を器に盛り付けてあげればOKです!
(ちなみに私は《小さじ》と聞くとちゃんと計量しなくては!と妙にプレッシャーを感じてしまうので、ティースプーンの表現が好きです 笑)
そして、実際に赤ちゃんに食べさせる時は1回で全てを口に入れるのではなく、スプーンで3~4回お口に運ぶことになります。
また、離乳食のマニュアルをみていると毎日ひとさじずつきっちりと増やしていくイメージがあると思います。
しかし、毎日ひと口、ふた口と増えていくのではなく、初日は3~4口で、一週間くらいしたら10口分くらい食べれるようになるかな~ という感覚で進めていけばいいです。
なぜなら、赤ちゃんは毎日機嫌や体調は変わります。
調子がよくご機嫌の日もあれば、次の日は1日中ぐずぐずしている日もあります。
離乳食を始めたばかりの時は「マニュアル通りにきっちりと進めなくては」となりがちですが、赤ちゃんのペースをみながら心に余裕をもって楽しみながら進めていきましょう!
離乳食用にスプーンは必要なの?
離乳食を食べさせる用にフィーディングスプーンを用意
お口がまだまだ小さい赤ちゃんなので、お口のサイズにあった小さいスプーンが理想的です。
ただ、大人にとって小さく感じるティースプーンでも赤ちゃんにとっては大きくてお口に入りません。
食べさせる時には、赤ちゃんのお口に合ったフィーディングスプーンが必要になります。
材質は赤ちゃんの好みに合わせて用意できるとベストですが、最初は赤ちゃんの好みもわからないので、まずはママの使いやすいもので大丈夫です。
でも、
・柄の部分が長すぎるもの
・離乳食を乗せる部分が全体的に柔らかすぎるもの
は食べさせにくいので注意が必要です。
ふつうのスプーンも用意してあるといい(少し先の話)
離乳食が進んできて、月齢も進んでくると、赤ちゃん自身が「スプーンを持ちたい!」と意欲がでてきます。
その時にはママが食べさせてあげるものとは別に、赤ちゃんに持たせてあげる分も用意してあげると、赤ちゃん自身が自分で食べよう!と意識が高くなります!
これって、赤ちゃんの自己肯定感を高めることにも繋がります。
なので赤ちゃんの自分で持ちたい!という意欲に応えてあげられるように、赤ちゃんのお口に入るふつうのスプーンを選んであげてください。
食べやすく・持ちやすくするために柄の部分がわっかになっているスプーンや、先がまがっていて口に運びやすくなっているスプーンといった様々な細工がしてあるスプーンもあります。
でも、細工していない普通のスプーンの方が、最終的にスプーンを正しく持ったり、お箸を上手に持てるようになるステップがスムーズではないかと私は思っています。
今便利なものが将来役に立つのかな?というものがたくさんあります。
食具のような何気ないものを、ちょっと真剣に考えることが本来の食育です。
真新しいことをしなくても立派な食育なんだとママに気づいてもらえるきっかけになってもらえるといいなと思います。
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